蛇口をいっぱいに締めても ポタポタ
こんなとき「水の救急車」のようなところを呼びますか?
緊急でなければ、自分で治しちゃいましょう。
まずは、お部屋の元栓を止めましょう
元栓は、たいていドア横の小扉にあります。
まずは、水道の元栓がどこにあるか、確認しましょう。
たいてい玄関扉の横の小窓に、ガスメーターと一緒にあります。
この部屋は、赤いコックが、元栓です。
元栓を見つけたら、時計回りに、止まるまで回しましょう。
水が止まっているか、室内に戻って確認
蛇口をいっぱいにひねっても、水が出てこないことを確認してください。
パッキンを購入しておきます
水栓パッキン(エスコマ)3ヶ入り
ホームセンターの水道部品コーナーに売っています。
蛇口が特殊なサイズでなければ「呼び13水栓」を購入してください。
蛇口を分解する工具を用意します
スパナとパイプレンチ
一般家庭にあるスパナでも構いませんが、写真右にあるパイプレンチ(通称パイレン)があれば、作業はスムーズです。
蛇口コック根元を外します
半時計回りに回す
蛇口コックの根元の六角形のナットを、半時計回りに回して外します。
蛇口を壊してしまわないよう、蛇口自体をもう一方の手で押さえながらやった方がいいです。
六角ナットが緩んだら、コックを半時計回りに回して、ユニットを外します。
パッキンを交換しましょう
コマパッキンを抜きます
先っぽについているコマパッキンを抜いて、新しい物に交換します。
古いと抜けにくい場合があるので、パイレンを使うと楽チンです。
そして元通りに戻します。
外したのと全く逆の手順で、蛇口を戻します。
コックの根元の六角ナットは、親の仇!とばかり思い切り締めてはいけません。尚、外すときと同様、蛇口の根元を抑えながら締めるようにしてください。
コックをいっぱいに締めておいてください。部屋の水道元栓を開いたとき、勢いよく水が噴き出してしまいますので。
水道元栓コックを開きます
今度は、部屋の水道元栓コックを、半時計回りに回します。
ゆっくり、ゆっくりと回すようにしてください。水道管が古いと、一気に水を送ると継ぎ目などから水漏れする場合もありえます。
そして、室内に戻って、水のポタポタ漏れがないことを確認したら、作業完了です。
いっぱいまで開かず、少し手前で水栓コックを止めれば、お部屋全体の節水にもなります。
ポタポタ漏れは、これだけが原因じゃないですが、ほとんどはここが原因です。
ポタポタ漏れとあなどるなかれ。下の部屋に漏らすと、補償問題になりますので、早めの修理を!